Windows Server: ドライバ置き換えによる復旧方法
概要: 本ドキュメントでは、ドライバファイルの破損によりOSが起動できない場合などに有効な復旧方法について説明します。
手順
事前確認

回復オプションメニューの画面となる場合は、詳しい詳細オプションを表示する->トラブルシューティング->コマンドプロンプトを起動させ、"ドライバ置き換えによる復旧方法"の手順4.へ進んでください。
回復オプションメニューが開かない場合は、OSインストールメディアから起動した(WindowsPE)環境で操作が必要です。
*OSインストールメディア内に、RAIDコントローラードライバが同梱されていない場合は、ドライバの準備も必要です。
OSインストールメディアより起動させ、言語選択画面となりましたら、Sift+F10キーを入力し、コマンドプロンプトを起動させます。
コマンドプロンプトが起動したら、bcdeditコマンドを実行してください。
bcdeditの実施結果が以下となる場合は、RAIDコントローラーのドライバが起動メディアに無く、システム領域が見えていないため、本ドキュメントの最後の"関連記事"内の"OSインストール時にドライバを適用する方法"を参照し、ドライバを適用してください。
ドライバ置き換えによる復旧方法
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OSインストールメディアより起動し、コンピューターを修復するを選択します。

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トラブルシューティングを選択します。

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コマンドプロンプトを選択します。

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コマンドプロンプトが起動したら、
notepadと入力しEnterキーを押します。
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メモ帳が開いたら、ファイル->名前を付けて保存を選択します。

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左のメニューよりPCを選択し、OSシステム領域のドライブレターを確認します。
*ドライブレターを確認したら、メモ帳は閉じます。
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コマンドプロンプトでエラーが発生しているドライバをリネームします。
cd /d C:\Windows\System32\Driversコマンドでドライバの格納先ディレクトリへ移動します。ren <問題のドライバファイル名> <問題のドライバファイル名>.oldコマンドで問題のドライバをリネームします。
例:ren pci.sys pci.sys.olddir <問題のあるドライバファイル名>.*コマンドでリネームが成功しているかを確認します。
例:dir pci.sys.*
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ドライバの格納先"Windows\System32\DriverStore\FileRepository""Windows\WinSxS"のいずれかより正常なドライバをコピーします。
cd /d C:\Windows\system32\DriverStore\FileRepositoryコマンドでドライバ格納先ディレクトリへ移動します。dir /s <問題のドライバファイル名>コマンドで正常なドライバの格納先フォルダを検索します。
例:dir /s pci.syscd <検索されたフォルダ>コマンドでドライバ格納先フォルダへ移動します。
例:cd pci.inf_amd64_ca758de6101a6b45copy <正常なドライバファイル名> C:\Windows\system32\Drivesコマンドで正常なドライバを元ディレクトリにコピーします。
例:copy pci.sys C:\Windows\system32\Drives
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元のドライバのディレクトリに戻り、正しくドライバがコピーされているかを確認します。
cd /d C:\Windows\System32\Driversコマンドで元ディレクトリに移動します。dir <コピーしたドライバファイル名>コマンドでドライバファイルが正しくコピーされているかを確認します。
例:dir pci.sys
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コマンドプロンプトを"X"で閉じて、オプション選択画面の続行よりOSが起動できるか確認します。
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