Windows Server: DISMコマンドでの修復手順

概要: 本ドキュメントでは、DISMコマンドを利用したWindowsPE環境での修復手順について説明します。

この記事は次に適用されます: この記事は次には適用されません: この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。

手順

  1. OSインストールメディアより起動し、コンピューターを修復するを選択します。

  2. トラブルシューティングを選択します。

  3. コマンドプロンプトを選択します。

  4. コマンドプロンプトが起動したら、システムパーティションを確認します。
    notepadと入力してメモ帳を開き、ファイル -> 名前を付けて保存よりPCを選択し、システムのドライブレターを確認します。

    *以下のようにシステム領域が検出されていない場合は、DISKPARTを利用しドライブレターを割り当てます。

    例:
    diskpart: DISKPART起動
    list disk: ディスクのリスト表示
    select disk x: ディスクの選択
    list partition: 選択したディスク内のパーティションのリスト表示
    select partition x: パーティションの選択
    assign letter=x: 選択したパーティションにドライブレターを割り当てる
    list volume: ボリュームのリスト表示(ドライブレターが割り当てられていることを確認)

  5. 以下のそれぞれのコマンドで、システムの状態確認及び修復を実施します。
    DISM /Image:C:\ /Cleanup-Image /CheckHealth
    *ローカルイメージ内にファイルの破損があるかどうかをチェックします(修復は行いません)。

    DISM /Image:C:\ /Cleanup-Image /ScanHealth
    *高度なスキャンを実行して、Windowsイメージに破損がないかどうかを確認します(修復は行いません)。

    DISM /Image:C:\ /Cleanup-Image /Restorehealth
    *高度なスキャンを実行し、イメージで検出された問題を自動的に修復します。

    DISM /Image:C:\ /Cleanup-Image /startcomponentcleanup
    *更新済みコンポーネントを除く古いコンポーネントをすべて削除します。

    実行時に以下の警告が表示されますが、成功する場合は無視して問題ありません。
    失敗する場合は、"mkdir C:\scratch"などを作成し、/scratchdir:C:¥scratchのオプションを付けて実施します。

    The scratch directory size might insufficient to perfrom this operation. This can cause unexpected behavior.
    use the /scratchdir option to point to afolder with sufficient scratch space. The recommended size is at least 1024 MB.

 

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対象製品

Microsoft Windows Server 2016, Microsoft Windows Server 2019, Microsoft Windows Server 2022, Microsoft Windows 2012 Server, Microsoft Windows 2012 Server R2
文書のプロパティ
文書番号: 000215663
文書の種類: How To
最終更新: 05 9月 2023
バージョン:  2
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