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PowerEdge FX2/FX2s 向け Dell Chassis Management Controller バージョン 1.3 ユーザーズガイド

RACADM を使用したローカルユーザーの設定

  • 注: リモート Linux システム上で RACADM コマンドを実行するには、 root ユーザーとしてログインする必要があります。

CMC のプロパティデータベースには 16 のユーザーを設定できます。CMC ユーザーを手動で有効にする前に、現在のユーザーが存在するか確認します。

新しい CMC を設定している場合、または RACADM の racresetcfg コマンドを使用した場合、唯一の現行ユーザーアカウントはデフォルトのルートアカウントです。 racresetcfg サブコマンドは、すべての設定パラメータをデフォルト値にリセットします。それまでに行った変更はすべて失われます。
  • 注: ユーザーをいつでも有効および無効に切り替えられますが、ユーザーを無効にしてもそのユーザーはデータベースから削除されません。
ユーザーが存在するかどうかを確認するには、CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインしてから、1~16 のインデックスごとに、次のコマンドを一度入力します。
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <index>
  • 注: racadm getconfig -f <myfile.cfg>> と入力して、CMC 設定パラメータのすべてが含まれる myfile.cfg ファイルの表示や編集を行うこともできます。
複数のパラメータとオブジェクト ID が、それぞれの現在の値と共に表示されます。重要な 2 つのオブジェクトは、次のとおりです。
# cfgUserAdminIndex=XX cfgUserAdminUserName=

cfgUserAdminUserName オブジェクトに値がない場合、 cfgUserAdminIndex オブジェクトで示されるインデックス番号を使用できます。名前が「=」の後に表示されている場合、そのインデックスはそのユーザー名によって使用されています。

racadm config サブコマンドを使用してユーザーを手動で有効または無効化する場合は、 -i オプションでインデックスを指定する必要があります。

コマンドオブジェクト内の「#」文字は、それが読み取り専用オブジェクトであることを示しています。また、 racadm config -f racadm.cfg コマンドを使用して、書き込み用に任意の数のグループ / オブジェクトを指定する場合、インデックスは指定できません。新規ユーザーは最初の使用可能なインデックスに追加されます。この動作は、メイン CMC と同じ設定での第 2 の CMC の設定におけるより優れた柔軟性を可能にします。


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