Quick Sync 2の使用
AndroidまたはiOSモバイル デバイスで動作しているDell OpenManage Mobileを使用すると、直接またはOpenManage EssentialsやOpenManage Enterprise(OME)コンソールを介してサーバに簡単にアクセスできます。これにより、サーバの詳細とインベントリの確認、LCおよびシステムイベントログの表示、OMEコンソールからモバイル デバイスへの自動通知の送信、IPアドレスの割り当て、iDRACパスワードの変更、主要なBIOS属性の設定、修正アクションの実行を必要に応じて行えます。また、サーバの電源を入れ直したり、システム コンソールにアクセスしたり、iDRAC GUIにアクセスしたりすることもできます。
Apple App StoreまたはGoogle PlayストアからOMMを無料でダウンロードできます。
iDRAC Quick Sync 2インターフェイスを使用してサーバを管理するには、モバイル デバイスにOpenManage Mobileアプリケーションをインストールする必要があります(Android 5.0以降とiOS 9.0以降のモバイル デバイスに対応)。
注: このセクションは、左側のラック イヤーにQuick Sync 2モジュールが搭載されたサーバにのみ表示されます。
注: この機能は現在、Androidオペレーティング システムおよびApple iOSを搭載したモバイル デバイスでサポートされています。
現在のリリースでは、この機能はPowerEdgeサーバのすべての第14世代で使用可能です。Quick Sync 2の左コントロール パネル(左側のラック イヤーに組み込まれている)とBluetooth Low Energy(およびオプションのWi-Fi)対応のモバイル デバイスが必要です。つまり、これはハードウェア アップセルであり、機能はiDRACソフトウェア ライセンスとは関係ありません。
注: MXプラットフォーム システムでQuick Sync 2を設定する方法の詳細については、dell.com/support/manualsで入手できる『OpenManage Enterprise Modular User's Guide』および『OpenManage Mobile User’s Guide』を参照してください。
iDRAC Quick Sync 2の設定手順:
注: MXプラットフォームには適用されません。
Quick Syncを設定したら、左のコントロール パネルにあるQuick Sync 2ボタンをアクティブにします。Quick Sync 2のライトがオンになっていることを確認します。モバイル デバイス(Android 5.0以降またはIOS 9.0以降、OMM 2.0以降)を使用して、Quick Sync 2の情報にアクセスします。
OpenManage Mobile を使用すると、以下の操作を実行することができます。
- インベントリ情報の表示
- 監視情報の表示
- 基本的な iDRAC ネットワーク設定
OpenManage Mobileの詳細については、『Dell EMC OpenManage Mobileユーザーズ ガイド』は、www.dell.com/openmanagemanualsにあります。を参照してください。