追加注文に対するスピーディな納品によりオフィス開設がスムーズに完了
今回の外付けモニターのリプレースにおいて、デルのサポートがあったことでスムーズに完了することができたと柳井氏は振り返る。
「当初は、2席に1台の外付けモニターを設置する予定でしたが、説明会で『モニターがないと仕事ができない』『1席に1台設置して欲しい』など意見が多く挙がったため、当初予定していた台数よりも大幅に増え、800台超のモニターを設置することになりました。そうした追加注文に対してもスピーディに納品していただけたことで、新オフィスの稼働を問題なくスタートすることができました」
今回、故障に備えてオプションで3年保証をつけたが、納入から1年近く経つ現在でも故障や不具合が出ていない点も評価ポイントだと柳井氏は続ける。
「エンジニアの場合、長時間モニターを使う傾向はありますが今のところ不具合もなく、耐久性が高いこともデルならではの魅力だと思います」
先進的な企業を中心として、テレワークが当たり前になってきた今、オフィスに来て仕事をすることの意味や価値が問われ出した時代ともいえる。実際のところ、早期から働き方改革を推進してきたTISでは、現状のテレワーク率は約7割という高い数字となっている。
「開発の仕事はテレワークでもできるものですが、リアルなコミュニケーションや、そこから生まれるコラボレーションは、オフィスに集まらなければ生まれないものだと思います。そうした意味では、『モニターが使いやすいからオフィスに来ている』という社員が多いことは導入の成果だと感じています。設備やハードウェアを含めた働きやすい環境づくりには今後も注力していきたいです」(杉野氏)
仕事の話だけで終わりがちなオンライン会議に対して、会議前後の小さなコミュニケーションこそが新たなビジネスや斬新なアイデアが生まれてくるきっかけになるのではないかと杉野氏は提唱する。
「そうした場づくりという意味では、豊洲オフィスはレストランやカフェなどコミュニケーションが取れる共用部も充実していますので、コロナ禍の情勢も見ながら、イベントなどを通して、TISインテックグループとしてのシナジー効果が生まれるような取り組みを積極的に進めていきたいと思います」(弟子丸氏)