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Integrated Dell Remote Access Controller 9(iDRAC9) バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド

RACADM を使用したコントローラプロパティの設定

  • 巡回読み取りモードを設定するには、次のコマンドを使用します。
    racadm set storage.controller.<index>.PatrolReadMode  {Automatic | Manual | Disabled}
  • 巡回読み取りモードが手動に設定されている場合、次のコマンドを使用して巡回読み取りモードを開始および停止します。
    racadm storage patrolread:<Controller FQDD> -state {start|stop}
    注: コントローラ内に利用可能な仮想ディスクがない場合、開始や停止などの巡回読み取りモードの動作はサポートされません。iDRAC インタフェースを使用して動作を正常に呼び出すことはできますが、関連付けられているジョブが開始すると操作は失敗します。
  • 整合性チェックモードを指定するには、Storage.Controller.CheckConsistencyMode オブジェクトを使用します。
  • コピーバックモードを有効または無効にするには、Storage.Controller.CopybackMode オブジェクトを使用します。

  • 負荷バランスモードを有効または無効にするには、Storage.Controller.PossibleloadBalancedMode オブジェクトを使用します。

  • 冗長仮想ディスクで整合性チェックを実行する専用のシステムリソースの割合を指定するには、Storage.Controller.CheckConsistencyRate オブジェクトを使用します。

  • 障害の発生したディスクを再構築する専用のコントローラのリソースの割合を指定するには、Storage.Controller.RebuildRate オブジェクトを使用します。

  • 作成した後に仮想ディスクのバックグラウンド初期化(BGI)を実行する専用のコントローラのリソースの割合を指定するには、Storage.Controller.BackgroundInitializationRate オブジェクトを使用します。

  • 物理ディスクの追加またはディスクグループ上の仮想ディスクの RAID レベルの変更後にディスクグループを再構成する専用のコントローラのリソースの割合を指定するには、Storage.Controller.ReconstructRate オブジェクトを使用します。

  • コントローラに対する外部設定の拡張自動インポートを有効または無効にするには、Storage.Controller.EnhancedAutoImportForeignConfig オブジェクトを使用します。

  • 仮想ドライブを暗号化するためのセキュリティキーを作成、変更、または削除するには、次のコマンドを使用します。

    racadm storage createsecuritykey:<Controller FQDD> -key <Key id> -passwd <passphrase>
    racadm storage modifysecuritykey:<Controller FQDD> -key <key id> -oldpasswd <old passphrase> -newpasswd <new passphrase>
    racadm storage deletesecuritykey:<Controller FQDD>

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