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Integrated Dell Remote Access Controller 9(iDRAC9) バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド

プロビジョニングサーバーの有効化

プロビジョニングサーバ機能を使用すると、新しくインストールされたサーバによって、プロビジョニングサーバをホストするリモート管理コンソールが自動的に検出されます。プロビジョニングサーバは、カスタム管理ユーザー資格情報を iDRAC に提供し、それにより、管理コンソールからプロビジョニングされていないサーバを検出し、管理することが可能になります。プロビジョニングサーバの詳細については、https://www.dell.com/idracmanualsから入手可能な『Lifecycle Controllerリモート サービス クイック スタート ガイド を参照してください。

プロビジョニングサーバは固定 IP アドレスで動作します。DHCP サーバ名、DNS サーバ名、デフォルト DNS ホスト名により、プロビジョニングサーバを検出します。DNS が指定されている場合、プロビジョニングサーバ IP が DNS から取得され、DHCP 設定は不要になります。プロビジョニングサーバが指定されている場合、検出はスキップされ、DHCP も DNS も不要になります。

iDRAC 設定ユーティリティまたは Lifecycle Controller を使用して、プロビジョニングサーバ機能を有効にすることができます。Lifecycle Controller の使用の詳細については、https://www.dell.com/idracmanualsから入手可能な『Lifecycle Controllerユーザーズ ガイド を参照してください。

出荷時のシステムでプロビジョニングサーバ機能が有効になっていない場合、デフォルトの管理者アカウント(デフォルトの iDRAC ユーザー名とパスワードがシステムバッジに表示されます)が有効になります。プロビジョニングサーバを有効にする前に、この管理者アカウントを無効にしたことを確認してください。Lifecycle Controller のプロビジョニングサーバ機能が有効になっている場合、プロビジョニングサーバが検出されるまで、すべての iDRAC ユーザーアカウントは無効です。

次の手順で、iDRAC 設定ユーティリティを使用してプロビジョニングサーバーを有効にします。

  1. 管理下システムの電源を入れます。
  2. POST 中に F2 を押し、iDRAC Settings > Remote Enablement の順に選択します。
    iDRAC Settings Remote Enablement ページが表示されます。
  3. 自動検出を有効にし、プロビジョニングサーバーの IP アドレスを入力して、Back をクリックします。
    注: プロビジョニングサーバ IP の指定はオプションです。設定しなければ、DHCP または DNS 設定(手順 7)を使用して検出されます。
  4. Network をクリックします。
    iDRAC Settings Network ページが表示されます。
  5. NIC を有効にします。
  6. IPv4 を有効にします。
    注: 自動検出では、IPv6 はサポートされません。
  7. DHCP を有効にして、ドメイン名、DNS サーバーアドレス、および DNS ドメイン名を DHCP から取得します。
    注: プロビジョニングサーバーの IP アドレス(手順 3)を入力した場合、手順 7 はオプションになります。

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