OpenManage Enterprise ダッシュボードを使用したデバイスの監視
注: OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「役割ベースの OpenManage Enterprise ユーザー権限 」を参照してください。
初回ログインを別にすれば、それ以降、OpenManage Enterprise にログインした後に毎回表示される最初のページがダッシュボードです。OpenManage Enterprise の任意のページからダッシュボードのページを開くには、左上隅にあるダッシュボード記号をクリックします。または、ホーム をクリックします。ダッシュボードには、リアルタイムの監視データを使用して、データセンター環境にあるデバイスおよびデバイスグループの、デバイスの正常性、ファームウェアのコンプライアンス、保証、アラート、その他の項目が表示されます。使用可能なコンソールのアップデートもダッシュボードに表示されます。OpenManage Enterprise のバージョンをすぐにアップグレードするか、後で通知するように OpenManage Enterprise を設定できます。デフォルトでは、アプリケーションを初めて起動する際、ダッシュボード ページは空白です。OpenManage Enterprise へデバイスを追加すると、ダッシュボード上でそれらのデバイスが監視され表示されるようになります。デバイスを追加するには、「監視または管理のためのデバイスの検出 」および「デバイスのグループ化 」を参照してください。
ハードウェアの正常性 セクションは、デフォルトで、OpenManage Enterprise によって監視されているすべてのデバイスの現在の正常性を示すドーナツグラフを表示します。ドーナツグラフのセクションをクリックすると、デバイスのそれぞれの正常性状態についての情報が表示されます。
アラート セクションのドーナツグラフは、選択したデバイスグループのデバイスが受信したアラートをリストします。「デバイスのアラートの監視 」を参照してください。各項目の下のアラートを表示するには、それぞれの色の帯をクリックします。アラート ダイアログボックスで、重要 セクションは、重要状態にあるデバイスをリストします。生成されたすべてのアラートを表示するには、すべて をクリックします。ソース名 列は、アラートを生成したデバイスを示します。名前をクリックしてデバイスのプロパティを表示し、設定します。「デバイスの表示と設定 」を参照してください。データをフィルタするには、詳細フィルタ をクリックします。Excel、CSV、HTML、または PDF 形式にデータをエクスポートします。「すべてまたは選択したデータのエクスポート 」を参照してください。
ドーナツグラフの詳細については、「ドーナツグラフ 」および「デバイスの正常性状態 」を参照してください。OpenManage Enterprise が監視するさまざまなデバイスグループ内のデバイスの概要を表示するには、デバイスグループ ドロップダウンメニューから選択します。ある正常性状態に属する デバイスリスト を表示するには、正常性カテゴリに関連付けられている色の帯をクリックするか、ドーナツグラフの横にあるそれぞれの正常性状態の記号をクリックします。
注: デバイス リストで、デバイス名または IP アドレスをクリックしてデバイスの設定データを表示し、次に編集します。「デバイスの表示と設定 」を参照してください。
ウィジェット セクションには、OpenManage Enterprise の主要な機能の一部についての概要が表示されます。各項目の下の概要を表示するには、ウィジェットのタイトルをクリックします。
保証 :保証期限の終了が近づいているデバイスの数が表示されます。クリックすると、保証 ダイアログボックスの詳細が表示されます。「OpenManage Enterprise ダッシュボードを使用したデバイスの保証の管理 」を参照してください。デバイスの保証の管理については、「デバイス保証の管理 」を参照してください。保証 セクション上でポインタを停止して、セクションで使用されているシンボルの定義を確認します。
ファームウェア :OpenManage Enterprise で作成されたファームウェアコンプライアンスベースラインのロールアップ状態が表示されます。使用可能な場合は、重要 および 警告 ファームウェアベースラインが本項に一覧表示されます。 ロールアップ正常性状態の詳細については、Dell TechCenter のテクニカルホワイトペーパー『MANAGING THE ROLLUP HEALTH STATUS BY USING IDRAC ON THE DELL EMC 14TH GENERATION AND LATER POWEREDGE SERVERS 』(Dell EMC 第 14 世代以降の PowerEdge サーバの iDRAC を使用してロールアップ正常性状態を管理する)を参照してください。 クリックすると、ファームウェア ダイアログボックスの詳細が表示されます。 「OpenManage Enterprise ダッシュボードを使用したファームウェアベースラインの管理 」を参照してください。 ファームウェアのアップデート、ファームウェアカタログの作成、ファームウェアベースラインの作成、およびベースラインコンプライアンスレポートの生成に関する詳細については、「デバイスファームウェアの管理 」を参照してください。
設定 :OpenManage Enterprise で作成された設定コンプライアンスベースラインのロールアップステータスが表示されます。使用可能な場合は、重要 および 警告 設定ベースラインが一覧表示されます。「コンプライアンスベースラインテンプレートの管理 」を参照してください。