システム管理設定の有効化または無効化
管理サービスを有効化または無効化して、ユーザーとホストベースの管理アプリケーションがストレージ システムにアクセスする方法を制限することができます。ネットワーク管理サービスはデータ パスの外部で動作し、システムへのホストI/Oには影響しません。インバンド サービスはデータ パスを介して動作し、I/Oパフォーマンスをわずかに低下させることがあります。
特定のユーザーが
PowerVault Manager、CLI、またはその他のインターフェイスにアクセスできるようにするには、「
ユーザーの追加、変更、および削除」を参照してください。
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次のいずれかの手順を実行し、[サービス]オプションにアクセスします。
- [ホーム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。
- [システム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。
- バナーでユーザー パネルをクリックし、システムサービスのセット アップを選択します。
- [ようこそ]パネルで、システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。
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ストレージ システムの管理に使用するサービスを有効化し、他のサービスを無効にします。
- Webブラウザー インターフェイス(WBI)。システムを管理するためのプライマリー インターフェイスであるWebアプリケーションを指します。HTTPおよび/またはHTTPSの使用を有効化し、セキュリティを強化することができます。両方を無効にすると、このインターフェイスにアクセスできなくなります。
- コマンド ライン インターフェイス(CLI)。システム管理に使用される高度なユーザー インターフェイスであり、スクリプトの書き込みに使用することができます。SSH(セキュア シェル)はデフォルトで有効になっています。SSHのデフォルトのポート番号は22です。テルネットはデフォルトでは無効になっていますが、CLIで有効にすることができます。
- Storage Management Initiative Specification(SMI-S)。ネットワークを介して、システムをリモート管理するために使用されます。セキュア(暗号化)または非セキュア(非暗号化)型のSMI-Sの使用を有効にすることができます。
- サービス ロケーション プロトコル(SLP)。サービス ロケーション プロトコル(SLP)インターフェイスを有効または無効にします。SLPは、PCおよびその他のデバイスが、事前設定なくLANでサービスを検出できるようにするための検出プロトコルです。このシステムではSLP v2を使用しています。
- ファイル転送プロトコル(FTP)。ファームウェア アップデートをインストールしてログをダウンロードするためのセカンダリー インターフェイスです。
- SSHファイル転送プロトコル(SFTP)。ファームウェア アップデートをインストールし、ログをダウンロードし、セキュリティ証明書とキーをインストールするためのセキュアなセカンダリー インターフェイスです。クライアントとサーバーの間で送信されるすべてのデータが暗号化されます。SFTPはデフォルトで有効になっています。選択した場合は、使用するポート番号を指定します。デフォルトでは1022です。
- 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)。ネットワークを介してシステムをリモートでモニタリングするために使用されます。
- インバンドSES機能。SCSIエンクロージャ サービス(SES)データに基づいて、システム ステータスのインバンド モニタリングに使用されます。このサービスはデータ パスを介して動作し、I/Oパフォーマンスをわずかに低下させることがあります。デフォルトでは、SESは無効になっています。
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次のいずれかの手順を実行してください。
- 設定内容を保存してシステムの設定を続行するには、適用をクリックします。
- 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。
確認パネルが表示されます。
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OK をクリックします。