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Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 管理者ガイド

ディスク グループを削除する

単一のディスク グループを削除したり、複数のディスク グループを選択して1回の操作で削除したりできます。ディスク グループを削除することにより、プールも削除できます。プール内のすべてのディスク グループを削除すると、関連付けられたプールの自動削除がトリガーされます。

プールのすべてのディスク グループにボリュームが割り当てられている場合、削除を選択すると、確認パネルでプールとそのすべてのボリュームが削除されることをユーザーに警告します。リニア プールはプールごとに1個のディスク グループしか設定できないため、これはリニア ディスク グループの場合にいつも当てはまります。

仮想プールがSSDだけで構成されているのでない限り、仮想プールに複数のディスク グループとデータを含む少なくとも2個のボリュームがある場合は、ディスク グループに含まれるボリューム データをプール内の他のディスク グループへ移動することにより、システムはディスク グループを空にして削除しようとします。すべてではなく、1個以上のディスク グループを仮想プールから削除する場合、次の結果が発生する可能性があります。
  • 他のディスク グループに選択したディスク グループのデータ用のスペースがない場合、削除操作はすぐに失敗し、メッセージが表示されます。
  • ボリューム データを他のディスク グループにドレーンするスペースがある場合は、ドレーンの開始を伝えるメッセージが表示され、完了時にイベントが生成されます(進行状況は[関連するディスク グループ]テーブルの[現在のジョブ]列にも表示されます)。
    • ディスク グループのドレーンが完了すると、イベントが生成されてディスク グループが消え、専用のドライブが使用可能になります。
    • ディスク グループのドレーン中にホストが書き込みを実行すると、ドレーンを完了するための十分のスペースがなくなり、イベントが生成されます。ドレーンは終了し、ディスク グループはプール内に残ります。
注: システム内の多くの要因によって、ディスク グループの削除(ドレーン)には非常に長い時間がかかります。要因には、大きなプールの設定、システムへのI/Oトラフィック量(例:ドレーン ディスク グループへのアクティブI/Oページ)、ディスク グループのページ移行のタイプ(エンタープライズSAS、ミッドラインSAS、SSD)、システム内のドレーン ディスク グループのサイズ、同時にドレーンするディスク グループ数が含まれますが、これらに限定されません。

仮想プールの最後のディスク グループを削除する場合、システムはプールの削除を確認するプロンプトを表示します。[はい]を選択した場合、プールは削除されます。[いいえ]を選択した場合、ディスク グループとプールは存続します。

注: ディスク グループがピア接続で使用されるプールの最後のディスク グループである場合、またはレプリケーション セットで使用されるボリュームを含む場合、[ディスク グループの削除]メニュー オプションは使用できません。

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