ディスク グループのバックグラウンド スクラブを設定する
システムがディスク グループ内のディスクを継続的に分析してディスク エラーを検出して修正するかどうかを有効または無効にすることができます。このコマンドは、RAID 5およびRAID 6のパリティの不一致を修正します。RAID 1とRAID 10のミラー不一致を検出しますが、修正しません。メディア エラーは修正されません。
ディスク グループをスクラブ中に使用することができます。バックグラウンド ディスク グループ スクラブは、バックグラウンド ユーティリティ優先順位で実行されます。これにより、プロセッサ使用率が一定の割合を超えた場合やスクラブ中のディスク グループでI/Oが発生している場合は、ディスク グループのスクラブが、一度に複数のディスク グループで処理中である可能性があります。新しいディスク グループは、作成から20分後に最初にスクラブされます。ディスク グループをスクラブした後、ディスク グループのスクラブ間隔時間オプションで指定した間隔の後に、スクラブが再び開始されます。
スクラブが完了すると、イベント207が記録され、エラーが検出されたかどうか、およびユーザアクションが必要かどうかが指定されます。バックグラウンド ディスク グループのスクラブを有効にすることをお勧めします。
注: バックグラウンド ディスク グループのスクラブを無効にすることを選択した場合は、アクション]>[ディスク グループ ユーティリティを使用して、選択したディスク グループをスクラブすることができます。