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Dell Lifecycle Controller GUI バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド

オペレーティングシステムのインストール

オペレーティングシステムをインストールする前に、次の条件が満たされていることを確認します。
  • 光学 DVD ドライブまたは仮想メディア(ISO イメージ)が、サーバに仮想的に接続されている。
  • ソフトウェア RAID または PowerEdge RAID コントローラが最新ファームウェアと共にインストールされており、仮想ディスクの作成にハードディスクドライブを少なくとも 2 台使用できる。サポートされているコントローラと関連ファームウェアの詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
    注: デュアル SD または PCIe SSD などのメディアにオペレーティングシステムをインストールすることができます。ただし、RAID 設定は、これらのメディアではサポートされません。
  • 無人モードでのオペレーティングシステムのインストールには、必要な設定ファイル(Windows の場合は autounattend.xml、RHEL 7 の場合は ks.cfg)が USB またはネットワーク共有にコピーされていることを確認します。
  • Lifecycle Controller オペレーティングシステムドライバパックがインストールされていることを確認します。

オペレーティングシステムをインストールするには、次の手順を行います。

  1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
  2. 左ペインで、OS Deployment(OS 導入)をクリックします。
  3. 右ペインで、Deploy OS(OS の導入)をクリックして、次のいずれかを選択します。
    • 初めに RAID を構成 — クリックしてサーバに接続されている RAID を構成します。RAID 設定の詳細については「オプションの RAID 設定の使用」を参照してください。
      注: 接続済みの仮想ディスクがすでに存在する場合、RAID の設定はオプションです。
    • Go Directly to OS Deployment(OS 導入に直接移行)— これをクリックしてオペレーティングシステム導入ウィザードを起動し、オペレーティングシステムのインストールを開始します。
  4. Select an Operating System(オペレーティングシステムの選択)ページで次のいずれかを選択し、Next(次へ)をクリックします。
    • Boot Mode(起動モード)— OS インストール用のシステムの起動設定に応じて、UEFI または BIOS 起動モードを選択します。
    • セキュア起動セキュア起動 オプションを有効または無効にします。有効 をクリックすると、ドライバが受け入れ可能なデジタル署名で署名されているかどうかの確認が行われ、起動プロセスが保護されます。このフィールドは UEFI 起動モードでのみ有効です。セキュア起動の詳細については、「UEFI セキュア起動」を参照してください。
      注: Secure Boot(セキュア起動)オプションは、Load Legacy Video Option ROM(レガシービデオオプション ROM のロード)設定が無効に設定されている場合のみ使用することができます。レガシービデオオプション ROM のロード 設定を無効にするには、セットアップユーティリティ > システム BIOS 設定 > その他の設定 > レガシービデオオプション ROM のロード > 無効 を順番にクリックします。
    • セキュア起動ポリシー — BOIS が認証に使用するポリシーまたはデジタル署名を指定します。デフォルトでは、標準 のセキュア起動ポリシーが適用されます。
      • 標準 — BIOS は、デフォルトの証明書セットを使用して起動プロセス中にドライバとオペレーティングシステムローダーを検証します。
      • カスタム — BIOS は、標準証明書からのインポートまたは削除する特定の証明書セットを使用して起動プロセス中にドライバとオペレーティングシステムローダーを検証します。
      注: BIOS で行われたセキュア起動ポリシーの設定は、Lifecycle Controller GUI でも変更できます。
      注: セキュア起動 オプションを使用できるのは、システムの BIOS がセキュア起動機能をサポートしている場合だけです。
    • Available Operating Systems(使用可能なオペレーティングシステム)— 選択された起動モードに応じて、オペレーティングシステムのリストを表示します。サーバーにインストールするオペレーティングシステムを選択してください。Lifecycle Controller がサポートする Windows および Linux オペレーティングシステムの導入のためのドライバパックが使用可能であり、ローカルリポジトリ(OEMDRV)に解凍されます。これらのドライバパックには、オペレーティングシステムのインストールに必要なドライバが含まれています。
      注: 任意のその他オペレーティングシステム オプションを選択する場合は、システムに対して必要なドライバの準備を行ったことを確認してください。これらのオペレーティングシステム用のオペレーティングシステムインストールイメージおよびドライバの詳細については、https://www.dell.com/support を参照してください。
  5. Select Installation Mode(インストールモードの選択)ページで、次のいずれか 1 つを選択します。
    • 無人インストール
    • 手動インストール
    注: 無人インストール オプションは、そのオペレーティングシステムが無人インストール対応である場合にのみ有効になります。オペレーティングシステムが無人インストール対応ではない場合、このオプションはグレー表示になります。無人インストールモードの詳細については、「無人インストール」を参照してください。
    注: 無人インストールモードを使用したオペレーティングシステムのインストールに関する手順の詳細は、https://www.dell.com/support/article/en-us/sln311809/lifecycle-controller?lang=ja にあるオペレーティングシステムの無人インストールに関するホワイトペーパーを参照してください。
  6. インストールモードの選択 ページで、オペレーティングシステム設定ファイルをインポートするための適切なデータを選択または入力し、次へ をクリックします。インストールモードの選択 ページで使用可能なフィールドの詳細については、Lifecycle Controller GUI の右上角にある ヘルプ をクリックして、オンラインヘルプを参照してください。
  7. Insert OS Media(OS メディアの挿入)ページで、適切なオペレーティングシステムメディアを挿入し、Next(次へ)をクリックします。

    Lifecycle Controller がメディアを検証し、検証処理が成功しないと、エラーメッセージが表示されます。検証は、次のような場合に失敗することがあります。

    • 誤ったオペレーティングシステムメディアが挿入されている。
    • オペレーティングシステムメディアが損傷または破損している。
    • システムの光学ドライブがそのメディアを読み込めない。
  8. Reboot the System(システムの再起動)ページに、選択内容の概要が表示されます。選択内容を確認し、Finish(終了)をクリックします。
    システムが再起動して、オペレーティングシステムのインストールを開始します。再起動後のシナリオについての詳細は、「再起動後のシナリオ」を参照してください。

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