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Dell Lifecycle Controller GUI バージョン3.00.00.00ユーザーズ ガイド

サーバープロファイルのバックアップイメージについて

サーバープロファイルのバックアップイメージファイルには、次の情報が含まれています。
  • 読み取り可能
    • システム識別情報(モデル番号やサービスタグなど)。例えば、R720 や 1P3HRBS。
    • バックアップが最後に実行された日付と時刻。
    • 最後に取り付けられたハードウェアのインベントリ情報。
    • DUP から抽出できる各コンポーネントのファームウェア。
  • 暗号化済み
    • コンポーネントの設定情報。
    • RAID コントローラおよび BIOS 用のユーザー名とパスワード。
    • コンポーネント証明書。
    • ライセンス。
    • バックアップファイルが Lifecycle Controller によって生成されたものであり、改ざんされていないことを証明するための署名。
サーバープロファイルのバックアップイメージファイルには、次の情報は含まれません。
  • ハードディスクドライブまたは仮想ドライブに保存されたオペレーティングシステムまたはデータ。
  • vFlash SD カードパーティション情報。
  • Lifecycle ログ。
  • Dell Diagnostics(診断)プログラム。
  • Dell OS ドライバパック。
  • ローカルキー管理(LKM)パスフレーズ(LKM 方式のストレージ暗号化が有効になっている場合)。ただし、復元操作を実行してからは、LKM パスフレーズを提供する必要があります。

セキュリティ

バックアップイメージファイルの内容は、パスフレーズを用いずに生成された場合でも、アプリケーションを用いてアクセスすることはできません。ただし、バックアップイメージファイルがパスフレーズを用いて作成された場合、Lifecycle Controller はパスフレーズを用いてバックアップイメージファイルの 256 ビット暗号化を行います。

Size(サイズ)

バックアップイメージのサイズは、サーバー設定に基づいて最大 384 MB まで可能です。

パフォーマンス

  • バックアップ — 必要な情報を収集し、バックアップイメージファイルを vFlash SD カードに保存するために要する時間は 45 分(最大)です。
  • 復元 - バックアップイメージファイルを用いてサーバを復元するために要する時間は、サーバにインストールされているコンポーネントの数に応じて異なります。BIOS、NIC、RAID、などホストバスアダプタのサーバコンポーネントの多くでは、サーバを以前の設定に復元するためにシステムを複数回再起動する必要があります。システムの再起動は、それぞれ 1 ~ 15 分(ハードウェア構成が最大の場合)かかる可能性があります。この再起動時間は、バックアップイメージファイルへのアクセスに要する時間に加えてかかる時間です。これは、ファイルの保存場所(vFlash SD カード、USB ドライブ、またはネットワーク共有)によって異なります。

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