システムの再利用または廃棄
システム情報は、Lifecycle Controller の Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)オプションを使用して消去することができます。この機能は、サーバーを再利用または廃棄する前に、サーバーの選択されたコンポーネント上にあるサーバーおよびストレージ関連のデータを恒久的に削除します。この後、選択されたコンポーネントはデフォルトの状態に戻ります。
注: Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄) オプションは、インベントリ収集の状態を Enabled(有効) にリセットしてから、iDRAC および BIOS 設定情報、工場出荷時のインベントリ、設定、Lifecycle ログ情報(履歴データおよび作業メモ)、バックアップイメージファイル、不揮発(NV)キャッシュ、vFlash カード、オペレーティングシステムドライバパック、ディスクの消去、および診断を恒久的に削除します。この操作中、システムに関連するハードウェアおよびソフトウェアインベントリデータも削除されますが、これらはサーバーの次回再起動時に再度作成されます。また、ファームウェアと前のバージョンも削除され、ファームウェアのロールバックに対応できません。
注:
- Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)機能は、iDRAC 関連のライセンス情報は削除しません。
- PERC NV キャッシュおよび vFlash カード は、そのサーバ上で PERC および vFlash カードが使用可能である場合にのみ表示されます。
次が必要な場合は、この機能を使って極秘データおよび設定関係の情報を削除します。
- 管理下システムを別のアプリケーションに再利用する。