OpenManage Enterprise 3.10.xから4.0.xまたは4.1.xへの移行
OpenManage Enterpriseアプライアンスの移行では、VMとそれに関連する構成、データ、設定が、バージョン3.10.xを実行している以前のアプライアンスから、バージョン4.0.xまたは4.1.xを実行している新しいアプライアンスに転送されます。OpenManage EnterpriseはVM間ストリーミングをサポートしているため、ソース アプライアンスからバックアップ データをストリーミングし、データを設定してターゲットでリストアすることができます。OpenManage Enterpriseを移行すると、OpenManage Enterprise Integration for VMware vCenter (OMEVV)プラグインがデフォルトで移行およびインストールされます。
注:OpenManage Enterpriseの移行の詳細については、
OpenManageマニュアルで入手可能な『OpenManage Enterpriseユーザーズ ガイド』を参照してください。
OpenManage Enterprise 3.10.xから4.0.xまたは4.1.xに移行する場合は、次のベスト プラクティスを使用してください。
- OpenManage Enterpriseを移行する際は、次のOMEVV操作とジョブが影響を受けます。ジョブがキャンセルされたことを確認するか、ジョブが完了するまで待ちます。
- ファームウェア アップデート
- ホストのコンプライアンスの修正
- ホストでのインベントリーの実行
- ベア メタル サーバーの追加
- ベアメタル サーバーの更新
- ISO導入
- ホスト検出ジョブ
- ドリフト検出ジョブ
- ホスト コンプライアンス ジョブ
- デバイス正常性ジョブ
- ジョブのパージ
- カタログの更新
- 移行操作を実行する場合は、OMEVVがOpenManage Enterprise 4.0.xまたは4.1.xにインストールされていないことを確認します。移行後、デフォルトでOMEVVがインストールされます。
- ISO導入ジョブがスケジュール設定されていて、導入ジョブが完了する前に移行が実行された場合、OpenManage EnterpriseのIPアドレスまたはFQDNが変更されたことにより導入ジョブが失敗する可能性があります。OMEVVでISO導入ジョブのスケジュールを再設定しておくようにします。
- 転出移行操作中に実行中のタスクを終了してからエクスポート操作を実行するオプションを選択して、現在実行中のすべてのタスクの終了を指定すると、OpenManage Enterpriseで実行されているジョブがキャンセルされます。ただし、OMEVVで実行されているジョブは影響を受けません。
- OpenManage Enterpriseを移行した後、ホストとシャーシ情報がデフォルトで更新されるまで待ちます。ホストを手動で更新した場合は、それぞれのシャーシも必ず更新してください。