OpenManage Enterprise Integration for VMware vCenter 1.3 ユーザーズ ガイド

ISOプロファイルの導入

1. OMEVVホーム ページで、対応性と導入 > 導入の順にクリックします。
2. 任意のベア メタル サーバーを選択し、導入をクリックします。
3. 導入チェックリストを確認した後、ISOプロファイル導入ウィザードで開始をクリックします。
4. リストから1台または複数のサーバーを選択し、次へをクリックします。
5. 導入オプションのウィザードで、［ISOプロファイル（ESXiインストール）］チェック ボックスを有効にします。
   ［vCenter名］ドロップダウン メニューから、導入後にESXiを追加する必要があるvCenterのインスタンスを選択します。

   • vCenter宛先コンテナ：このオプションを選択するには、参照をクリックし、導入後にESXiを追加する必要がある適切なデータセンターまたはクラスターを選択します。
     • Proactive HAが有効なクラスターは表示されません。導入時に任意のデータセンターを選択し、導入および管理が正常に完了した後で、ホストをProactive HAが有効なクラスターに移動します。
   • ISOプロファイル：ドロップダウン リストから適切なISOプロファイルを選択します。
   • インストール ターゲット：次のオプションのいずれかを選択します。
     • 最初の起動ディスク：ハード ドライブまたはソリッド ステート ドライブ(SSD)を使用して作成した仮想ドライブにオペレーティング システムを導入します。
       注: オペレーティング システムの導入は、ソフトウェアRAIDコントローラーではサポートされません。
     • BOSS：BOSSカード上にオペレーティング システムを導入します。選択されたサーバーの少なくとも1台でBOSSが使用できる場合は、BOSSオプションが有効になっています。使用できない場合は、最初の起動ディスク オプションのみが使用できます。
       • 選択したサーバーの中にBOSSモジュールに対応していないサーバーがある場合、またはサーバーにBOSSが搭載されていない場合は、それらのサーバーでのオペレーティング システムの導入操作はスキップされます。その場合、サーバーの最初の起動ディスクにオペレーティング システムを導入し、ハイパーバイザーを使用可能な内蔵BOSSのないサーバーの最初の起動ディスクに導入するチェック ボックスを選択します。

   注:最初の起動ディスクのインストールターゲットは、BIOSハード ドライブ シーケンスまたはUEFIブート シーケンスの最初のエントリーと同じではありません。このオプションは、ESXiのpre-OS環境で認識された最初のディスクにオペレーティング システムを導入します。最初の起動ディスク オプションを選択するときは、［ハードディスク フェールオーバー］または［ブート シーケンス試行］オプションが有効になっていることを確認します。

   注:導入前に、BOSSコントローラーにVDが作成されていることを確認します。
6. 次へをクリックします。
7. ［ホスト認証情報の選択］ページで、次のタスクを実行します。
   • すべてのホストで同じESXi認証情報を使用するには、はいをクリックして、パスワードを入力します。
   • サーバーごとにESXi認証情報を選択するには、いいえをクリックし、各ホストにルート パスワードを入力します。
   • 入力したパスワードを確認するには、目のアイコンをクリックします。
     注:［パスワードの確認］ダイアログ ボックスは使用できないため、正しいパスワードを入力してください。
8. ネットワーク設定の構成ページで、次のタスクを実行します。
   • サーバーの完全修飾ホスト名(FQDN)を入力します。
     • ホスト名の完全修飾ドメイン名は必須です。
     • FQDNに対するローカル ホストの使用はサポートされていません。
     • FQDNはホストをvCenterに追加する場合に使用します。
     • IPアドレスをFQDNに解決するDNSの記録を作成します。
     • DNSサーバーが逆引き要求に対応するように構成します。
   • 導入ジョブを実行するスケジュールを作成する前に、DHCP予約とDNSホスト名が設定および検証されている必要があります。

   注:vCenterがFQDNを使用してOMEVVに登録されている場合は、ESXiホストがDNS解決によりFQDNを解決できることを確認します。DHCPを使用するネットワーク オプションを選択した場合、FQDNは適用されません。ネットワーク管理に使用するNICを選択します。各NICの接続状態は、ドロップダウンに記載されています。

   注:OMEVVへのネットワーク接続に基づいて、管理NICを選択するようにしてください。すべてのサーバーに設定を適用オプションは、管理NICの選択には適用されません。
9. ESXiへのアクセス権を持つOMEVVネットワーク インスタンスを選択します。
   次のいずれかのネットワーキング オプションを選択します。

   • 静的ネットワーク構成の場合は、優先DNSサーバー、代替DNSサーバー、IPアドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを入力します。

   注:［DHCPを使用］ネットワーキング オプションを選択した場合、優先DNSサーバー、代替DNSサーバー、IPアドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイの詳細は適用されません。

   注:［VLANを使用］ — 導入中に、オペレーティング システムの管理インターフェイスにVLAN IDを入力すると、すべてのトラフィックにVLAN IDがタグ付けされます。サーバー識別では、導入されたサーバーに新しい名前とネットワークIDが割り当てられます。詳細については、VLANのマニュアルを参照してください。
10. 導入ジョブのスケジュール ウィザードには、次の情報が表示されます。
    • 導入ジョブ名
    • 導入ジョブの説明

    • 導入スケジュール
      • 今すぐ実行：導入ジョブをただちに実行します。
      • 後でスケジュールを設定：ジョブを後で実行するようにスケジュールして、日時を選択します。
11. ジョブの送信後にジョブ ページに移動を選択します。
    OMEVVの［ジョブ］ページでジョブのステータスを追跡します。詳細については、「導入ジョブ」を参照してください。
12. 完了をクリックします。
    導入ジョブが完了すると、ホストは正常に管理されます。