バックアップとリストア
バックアップとリストアの構成については、OpenManageマニュアルで入手可能な『OpenManage Enterpriseユーザーズ ガイド』を参照してください。
OMEVV設定データをバックアップおよびリストアする際のOpenManage Enterprise Integration for VMware vCenter (OMEVV)の制限事項は次のとおりです。
- バックアップおよびリストアの際に管理対象ホストを持つソースからバックアップを取得し、アプライアンスでリストアを実行する場合は、ソース アプライアンス上のホストを管理解除しないでください。ソース アプライアンスのホストを管理解除した場合、リストアされたOMEVVでは、ホストに対してPHAイベントが表示されません。この問題を回避するには、OpenManage Enterpriseでサーバーを削除してから、デフォルトの管理解除タスクが実行されるのを待ちます。デフォルトの管理解除タスクが完了した後で、ホストを検出して再度管理します。
- OMEVVがメンテナンス モードのときにPHA有効化タスクを実行すると、OMEVVはFAN、PSU、IDSDM、メモリーの通常イベントを投稿できるようになります。OMEVVは1時間ごとにジョブを実行し、その後、実際の重大イベントを投稿します。
- 登録済みVMware vCenterのいずれかが失敗した場合、vCenterにアクセスできない場合、vCenterにアクセス可能だが、バックアップ操作の後でユーザーが認証情報を変更した場合、リストア操作は失敗します。このようなシナリオでは、OpenManage Enterpriseは失敗の正確な理由を通知しません。解決策は、バックアップおよびリストア手順中は同じVMware vCenter認証情報を維持することです。また、OpenManage Enterpriseは、すべてのバックアップ ファイルがOMEVVで使用可能になった後にバックアップ操作を実行します。この点に注意してください。
- バックアップ操作の実行後にユーザーがVMware vCenterの登録を解除すると、リストア操作は失敗します。このアクションでは、OpenManage Enterpriseによって実行されたバックアップのファイルが無効になります。したがって、vCenterの登録を解除するたびにバックアップしてください。
- OpenManage Enterpriseが正常にリストアされた後、VMware vCenterがOMEVVとの接続を確立できない場合は、VMware vSphere Clientサービスを再起動してください。