トラブルシューティング
管理対象外のMXシャーシ ホストがOpenManage EnterpriseのOMEVVグループに表示される
MXシャーシ スレッドまたはホストがシャーシから物理的に取り外されると、ホストはOpenManage Enterprise UIに表示されなくなり、7日後にホストがデータベースから削除されます。OMEVVは、MXシャーシから削除されたホストを管理解除します。ただし、ホストはOpenManage EnterpriseのOMEVVグループに7日間表示されます。
対策:ホストが7日以内にMXシャーシに挿入されない場合、ホストは自動的にOMEVVグループから削除されます。
OpenManage Enterpriseバックアップ ジョブの実行後にシステム停止が発生する
バックアップ操作の実行中に、ホストがクラスターから別のクラスターに移動された場合、ホストがクラスターから別のデータセンターに移動された場合、その逆に移動された場合、次のようにシステムが停止する可能性があります。
- クラスター レベルでファームウェア アップデートを実行しようとしたときに、OpenManage Enterpriseで最近移動されたホストを使用できません。
- ホスト レベルのファームウェア アップデートでは、ベースライン プロファイルに関連付けられたクラスターに対して、コンプライアンスは表示されません。
- クラスターに最近移動された管理対象ホストが1つしかない場合、クラスターのベースライン プロファイルが失敗する可能性があります。
対策:この問題を解決するには、次の手順に従います。
- OMEVVを無効にして有効にします。
- OMEVVを再起動します。
- 影響を受けるホストを管理対象から外し、再び管理対象にします。
OpenManage Enterpriseを以前のバージョンからアップグレードすると、管理対象から除外するジョブがトリガーされる
OpenManage Enterpriseのアップグレード完了後、すぐにホストのコンプライアンス更新ジョブがトリガーされた場合、OpenManage Enterpriseは、管理対象から除外するジョブをトリガーする可能性があるホストに、必要なすべてのデータを提供できないことがあります。
対策:ホストでコンプライアンス更新ジョブを実行し、サーバーを管理対象にします。必要に応じて、ホストでジョブを再作成します。
複数のベア メタルでESXiインストール中に処理が失敗する
この問題は、複数のベア メタルにESXiを一度にインストールしようとすると発生します。タイムアウトなど、ターゲットに不具合が発生した場合は、次の手順に従います。
対策:
- ブート シーケンスが、インストールおよび再試行のために選択したターゲットと一致していることを確認します。
- ブート シーケンスが適切である場合は、選択したNICが管理ネットワークに属していることと、そのアプライアンス選択のNICが割り当てられた管理NICに接続されていることを確認してから、再試行します。
[ホストとシャーシ]ページでOpenManage Enterpriseグループ名が空白になっているか、管理対象から除外するジョブが「OpenManage Enterpriseグループでエラーが検出されました」というエラーで失敗する
対策:この問題を解決するには、次の手順に従います。
- OpenManage Enterpriseからホストを削除します。
- 更新コンプライアンスを実行するか、デフォルトの更新コンプライアンス ジョブが実行されるまで待ちます(スケジュールでは毎日午前5時に実行されます)。
- サーバーを再び検出して管理対象にします。
OMEVVにDellデフォルト リポジトリーがない
対策:OpenManage Enterpriseを再起動します。
[ホストとシャーシ]ページでOpenManage Enterpriseグループ名が空白になっているか、管理対象から除外するジョブが「OpenManage Enterpriseグループでエラーが検出されました」というエラーで失敗する
対策:この問題を解決するには、次の手順に従います。
- OpenManage Enterpriseからホストを削除します。
- 更新コンプライアンスを実行するか、デフォルトの更新コンプライアンス ジョブが実行されるまで待ちます(スケジュールでは毎日午前5時に実行されます)。
- サーバーを再び検出して管理対象にします。
ホストの詳細を表示すると、「入力ホスト<ホストIPまたはFQDN>のOpenManage EnterpriseデバイスIDが見つかりません」というエラーが表示される
説明:サーバー/iDRACの削除操作は15分以内に実行されます。OMEVVからサーバーが自動的に削除される前に、ユーザーがホストの詳細を表示しようとすると、エラーが発生します。
対策:OMEVVの管理対象からサーバーを解除します。または、OMEVVが自動的にホストを管理対象から解除するまで15分間待ちます。
vCenterにOMEVVプラグイン アイコンが表示されない
対策:アイコンが表示されない場合は、次の操作を試してください。
- vCenterからログアウトして、再びログインします。
- ブラウザーを更新し、キャッシュをクリアします。
- vSphere UIサービスを再起動します。
バックアップがトリガーされると、どのジョブ操作もログ情報なしで失敗する
対策:バックアップ操作が完了したら、失敗したジョブを再実行します。
OpenManage Enterpriseで[バックアップとリストア]を実行した後、ホストを管理すると「未検出」と表示される
バックアップ ファイルがリストアされた後で管理対象になったサーバーまたは検出されたサーバーは
未検出と表示されます。
対策:この問題は、OpenManage Enterpriseが、サーバーの管理タイプのアップデートに失敗したために発生します。次の手順を実行します。
- OMEVVで[未検出]と表示されるサーバーを検出し、管理対象にします。
vCenterで同じホストに対して2つのエントリーがあるが、IPアドレスが異なる
ホストIPアドレスが変更された場合は、必ず古いホストのIPアドレスを削除し、新しいホストのIPアドレスをvCenterに追加します。
対策:vCenterに、同じホストのエントリーが2つあり、エントリー間でIPアドレスが異なっている場合は、重複するホストを削除します。
検出を行ってコンプライアンスを実行した後、サーバーの無効なステータスが表示される
ホストの検出が正常に実行された後も、ホストのステータスは引き続き
サポート対象外と表示されてしまう。
対策:
- ホストのコンプライアンスを更新します。
- iDRAC をリセットします。
- ESXi Management Serviceを再起動します。
vCenter登録時の障害
通信の問題により、vCenterの登録に失敗することがあります。これらの問題が発生している場合は、OpenManage Enterpriseの固定IPアドレスを使用します。固定IPアドレスの使い方については、
dell.com/supportでOpenManage Enterpriseのマニュアルを参照してください。
注:仮想アプライアンスが、入力したDNSサーバーを解決できることを確認してください。
注:vCenterの登録時に指定したIP/FQDN/ホスト名が、vCenterサーバー証明書の共通名またはSANに存在することを確認します。
登録済みvCenterが表示されない
vCenterが正常に登録された後、登録済みvCenterが表示されない場合は、OpenManage Enterpriseを再起動します。
OMEVVページにエラー メッセージが表示される
「UUIDを持つvCenterが登録されていません」というエラー メッセージが表示されたら、ページを更新します。
ホスト検出ウィザードが完了しない状態で、「サービス タグ<servicetag_of_host>およびhostip <host_IP/FQDN>のコンソール エンティティ<hostID>に対して、iDRAC IPが見つかりません」というエラー メッセージが表示される場合
次のエラーは、2つのシナリオで発生します。
コンプライアンス ジョブの失敗によりホストを検出できない
コンプライアンス ジョブは、次のいずれかの理由で失敗する場合があります。
- OpenManage Enterpriseのホスト インベントリーでファームウェアとiDRACライセンスが欠落していないか確認します。
- OpenManage Enterpriseでインベントリーを再実行して、iDRACをリセットします。
- OMEVVでホストの管理コンプライアンスを更新します。
Server Update Utilityカタログの解析に失敗する
カタログの形式が.xmlであることを確認します。OpenManage Enterpriseは、.gz、.xml.gzなど、他の形式をサポートしていません。
iDRACにアクセスできない場合、接続ステータスがアップデートされない
OpenManage Enterpriseの接続ステータスは、インベントリー ジョブの一部ではなく、正常性アップデートの一部としてアップデートされます。