Dell iDRAC Service Module 5.3.0.0 ユーザーズ ガイド

OSからiDRACへのパススルー独立機能の分離

iSMがOSからiDRACへのパススルー インターフェイスを介してiDRACとの通信を確立できない場合、iSMは制限機能モードで実行され、コア サービスは機能し続けます。iSMが制限機能モードで実行中の場合、情報の重大度を含む次のメッセージがホスト オペレーティング システムに記録されます。

ISM0057: The iDRAC Service Module is running with Limited Functionality Mode, hence some features are unavailable. Possible reasons are: 1) OS-to-BMC Passthrough setting in iDRAC is disabled 2) USBNIC interface on the host OS does not have a configured IP address.

iDRACからOSからiDRACへのパススルーインターフェイスを無効にすると、iSMは制限機能モードで引き続き実行されます。iSMが制限機能モードで実行中の場合、iDRACインターフェイスのiSMステータスは実行中（制限機能）と表示されます。OSからiDRACへのパススルーインターフェイスが再度有効になった場合、iSMの設定に従ってすべての機能の状態がアップデートされます。iDRACのリセット、再起動、racresetcfgの実行中に、iSMは一時的に制限機能モードに切り替わり、通信が再確立された後に復元します。この機能は、iSM 4.2.0.0以降のバージョンでサポートされているすべてのオペレーティング システムと互換性があります。