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Dell iDRAC Service Module 5.3.0.0 ユーザーズ ガイド

TLSプロトコルを使用したiSMとiDRAC間の通信セキュリティ強化

iSMとiDRAC間のデータ通信では、TLS保護されたUSBNIC INETソケットが使用されます。そのため、USBNIC経由でiDRACからiSMに転送されるすべてのデータが確実に保護されます。iSMとiDRACは、自己署名証明書を使用して認証を制御します。自己署名証明書は、10年間有効です。新しいiSMが新規インストールされるごとに、新しい自己署名証明書が生成されます。証明書の有効期限が失効したら、iSMの再インストールまたはアップグレードを行ってください。
注:iSMの再インストール(修復)はLinuxオペレーティング システムでは機能しません。Linuxオペレーティング システムでは、iSMをいったんアンインストールしてからインストールする必要があります。
注:iSMのTLSクライアント証明書が失効すると、iSMとiDRAC間の通信は失敗し、オペレーティング システムによる監査ログが生成されます。その後は、ホスト オペレーティング システムにiSMを再インストールする必要があります。

iDRACとホストTLSのバージョンはどちらも1.1以上である必要があります。TLSプロトコル バージョンのネゴシエーションが失敗した場合、iSMとiDRAC間の通信も失敗します。TLS機能を備えたiSMのインストール先が、USBNIC経由のTLS通信をサポートしないiDRACファームウェアである場合、旧バージョンのiSMと同様に、非TLSチャネルで動作します。

iDRACをバージョン3.30.30.30以降にアップグレードする前にiSMをインストールまたはバージョン3.4.0以降にアップグレードしていた場合は、新しいTLS証明書を確立するために、iSMをアンインストールしてから再インストールする必要があります。TLS機能を備えたiSMをサポートするiDRACファームウェアのバージョンは3.30.30.30以降です。

TLS機能を備えていないiSMは、TLS対応バージョンのiDRACファームウェアでは機能しません。例えば、TLS非対応であるiSM 3.3以前は、iDRACファームウェアの3.30.30.30以降ではサポートされません。iSM 3.3.0をiDRAC 3.30.30.30ファームウェアにインストールした場合、複数のISM0050イベントがLifecycle Controllerログ ファイルに記録されます。

注:ホスト オペレーティング システムまたはiDRACのいずれかで、連邦情報処理標準(FIPS)モードが有効になっている場合、iSMとiDRAC間の通信が確立されません。

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