自動システムリカバリ
自動システム リカバリー機能は、ハードウェア障害発生時にサーバーをリセットするために使用されるハードウェア ベースのタイマーです。再起動、電源の入れ直し、指定時間経過後の電源オフなどのシステムの自動リカバリ動作を実行することができます。この機能を有効にできるのは、オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマーが無効になっている場合のみです。OpenManage Server Administrator がインストールされていると、この監視機能は、ウォッチドッグタイマーとの重複を避けるため、無効になります。
この機能では、iDRACインターフェイスから次の3つのパラメーターを設定できます。
- ウォッチドッグ状態:OMSAが存在せず、BIOSまたはOSウォッチドッグ タイマーが無効になっている場合は、デフォルト状態が有効になります。
- ウォッチドッグ タイムアウト:デフォルト値は480秒です。最小値は60秒で、最大値は720秒です。
- ウォッチドッグ タイムアウト リカバリー アクションまたは自動リカバリー アクション:このアクションは、パワーサイクル、電源オフ、再起動、なしのいずれかにできます。
注:Windowsでは、DLL認証エラー イベント(SEC0704)がトリガーされると、iSM設定ページで指定された自動システム リカバリー アクションが実行されます。デフォルト状態を復元するには、iSMを修復するか再インストールする必要があります。