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Dell iDRAC Service Module 5.3.0.0 ユーザーズ ガイド

概要

ホスト管理者はIPv6を使用して、ホスト オペレーティング システム内からiDRACを起動することができます。iDRAC SSOランチャーを使用するには、ホスト オペレーティング システム上にGNOMEまたはK Desktop Environment (KDE)などのデスクトップ環境が必要です。

注:管理者以外は、ホスト オペレーティング システムでこの機能にアクセスできません。

シングル サインオン(SSO)機能を使用すれば、認証されたオペレーティング システム管理者は、個別のiDRAC管理者認証情報を用いたログインなしで、iDRAC Webインターフェイスに直接アクセスできます。この機能をインストールすると、Invoke-iDRACLauncherというプログラム メニューショートカットがMicrosoft Windowsオペレーティング システム上に作成されます。Linuxオペレーティング システムの場合、iSMによってアプリケーションの下にショートカットが作成され、それをダブルクリックするとiDRACダッシュボードが起動します。iSMのコマンド ライン インターフェイスは、Microsoft Windowsオペレーティング システムではInvoke-iDRACLauncher、Linuxオペレーティング システムではInvoke-iDRACLauncher.shと呼ばれます。

iDRAC Service Moduleの構成は、IPv6アドレスを使用して行うことができます。デフォルトでの通信は、IPv4を介して確立されます。障害が発生した場合は、IPv6を介した通信が再試行されます。通信が失敗すると、エラー メッセージの監査がされます。

ユーザーは、RACADM-passthruコマンドを使用してIPv6アドレスをアップデートできます。IPv6を介したSSO機能を利用できるのは、有効なユニーク ローカル アドレス (ULA)でIPv6が構成されている場合だけです。例:
fde1:53ba:e9a0:de12::/64
fde1:53ba:e9a0:de13::/64
fde1:53ba:e9a0:de14::/64
fde1:53ba:e9a0:de15::/64
fde1:53ba:e9a0:de16::/64

選択可能なiDRACへのログイン権限は2種類あります。

  • 読み取り専用アカウント:iSMの簡易または基本インストールでは、iDRAC SSOランチャーがインストールされ、管理者は読み取り専用アカウントとしてiDRACにログインできます。コンポーネントの正常性ステータス、ログ、インベントリーの表示機能に加えて、サービス技術者にとって不可欠なSupportAssistのいくつかの追加操作も有効になります。
  • 管理者アカウント:Administrator権限を選択してこの機能をインストールした場合、ホスト オペレーティング システム管理者はオペレーター ユーザーとしてiDRACにログインできるようになります。このアカウントを使用すると、iDRAC rootユーザーの実行可能な操作のうち、iDRACユーザーの構成と削除およびLifecycleログのクリアを除いたすべてを実行できます。
注:管理者権限のないホスト オペレーティング システム アカウントについては、iDRACファームウェアのバージョンが4.00.00.00以降であって、iDRACとiSM間の通信がIPv4を介したものでない場合、iDRAC GUIランチャーを開始することはできません。
注:読み取り専用およびオペレーターのアカウントに付与される権限については、iDRAC 9ユーザーズ ガイドを参照してください。

ホスト オペレーティング システムからiDRACへのSSOを無効にする:この機能は完全に無効にすることもできます。この機能を無効にしてiSMがインストールされている場合、iDRAC GUIランチャーを実行すると、iDRACログイン ページはデフォルト ブラウザーで起動されます。

Invoke-iDRACLauncherはiSMサービスから独立しており、iSMサービスが停止していても起動できます。

ブラウザーがホスト オペレーティング システムにインストールされていない場合、またはブラウザーの問題によってInvoke-iDRACLauncherがiDRACを起動できない場合にも、iDRACではセッションが作成されます。iDRAC管理者アカウントを使用することで、iDRACへのログインおよびセッションの削除が行えます。

iDRAC GUIランチャーの動作は、OSからiDRACへのパススルー設定の状態によって異なります。

  • iDRACのOSからiDRACへのパススルー設定が無効になっている場合、Invoke-iDRACLauncherではUSBNICモードでOSからiDRACへのパススルーを有効にするようにプロンプトされます。
  • OSからiDRACへのパススルー設定がすでにLOMモードで構成されている場合、iDRAC GUIランチャーではiDRAC UIは起動されません。
  • OSからiDRACへのパススルー設定がiDRACで無効になっていて、設定を使用したiDRACローカル構成を無効にするも無効になっているか、ロックダウン モードがiDRACで有効になっている場合、iDRAC UIは起動されません。
    注:設定を使用したローカル構成またはRACADMを使用したローカル構成がiDRACで無効になっている場合、iDRACログイン画面が表示されます。

ホスト オペレーティング システムでiDRAC SSOセッションがアクティブになっている場合、関連するターミナルを閉じると、SSOセッションのブラウザーも閉じます。

注:iDRAC GUIランチャーの起動は、UIをサポートするインターフェイスおよびUI対応のインターフェイスから行うようにしてください。USB-NIC IPアドレスの3番目のオクテットを変更すると、IPv4を介したSSOは機能しません。この機能でIPv6を使用するには、iDRACファームウェア4.00.00.00以降が必要です。

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