インバンドSNMP Get機能を設定する - Linux
リモート システムからのSNMP要求を受信するには、net-snmpパッケージをインストールして設定します。この機能はデフォルトで無効です。
setup.shインストーラーでインバンドSNMP Get機能をインストールするには、次のタスクを実行します。
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iSMのインストールを開始するには、コマンド ラインで./setup.shを実行します。
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ライセンス契約を読み、それに同意して、インストールを続行します。
機能のリストが表示されます。
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ホストOSを介したiDRACアクセスの下にあるSNMP Getを介したアクセスサブオプションを選択するには、4.cと入力してEnterを押します。
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機能が有効になったら、Iと入力してEnterを押すと、選択した機能のインストール プロセスが開始されます。
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インストールが正常に終了した後に、iDRAC Service Moduleのプロセスを開始します。
SNMPエージェント サービスがiDRACで有効でない場合、iSMがSNMPエージェントを有効に設定します。
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SNMPエージェントのプロパティを表示するには、iDRAC GUIで設定に移動します。
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iDRAC Service Moduleのセットアップをクリックします。
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モニタリングセッションで、ホストOSを介したSNMP Getオプションが有効であることを確認します。
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新しいPuTTYの設定ウィンドウを開き、ホスト名のIPアドレスを入力し、開くをクリックします。
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はいをクリックして、PuTTYセキュリティ アラートを有効にします。
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正しい認証情報でiDRACにログインします。
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「racadm get iDRAC.ServiceModule.HostSNMPGet
」と入力してEnterを押します。
HostSNMPGetが有効であることを確認します。
iDRAC Service Moduleのインストール中にインバンドSNMP Get機能が有効になっていない場合は、次のiDRAC UIまたはRACADMコマンドを使用して有効にすることができます。
- iDRAC UIから - iDRAC設定 -> 設定 -> iDRAC Service Moduleのセットアップ -> ホストOSを介してSNMP Getを有効化 -> 有効または無効
- RACADMから - racadm set idrac.servicemodule.HostSnmpGet "Enabled"または "Disabled"
SNMP Get機能が有効になると、SNMPv3に対応するため内部的にiDRACアカウント
iSMSnmpUserが作成されます。アカウントが存在する場合、iSMは次のエラー メッセージをログに記録し、機能は無効になります。
Unable to create the user \"iSMSnmpUser"\ on iDRAC because the username already
exists. The SnmpGet via Host OS feature will be disabled.
このような場合は、iDRACの「iSMSnmpUser」を削除し、
ホストOSを介してSNMP Getの有効化機能をiDRAC UIからもう一度有効にします。この機能を無効にするか、またはiSMをアンインストールすると、iSMによって作成された「iSMSnmpUser」アカウントは削除されます。SNMP Get機能は、作成されたiDRACアカウントが最大数に達し(16)、それ以上のスロットがなくなると機能しません。