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OpenManage Enterprise 4.0.x ユーザーズ ガイド

LDAP接続の追加または編集

ディレクトリー サービスで使用する必要があるLightweight Directory Access Protocol (LDAP)グループのプロパティを追加または編集します。DNSまたは手動のいずれかの方法を使用して、ドメイン コントローラーを選択します。

前提条件

LDAPユーザーでRSA SecurID認証が必要な場合は、LDAPグループがRSAサーバーと統合されていることを確認します。

手順

  1. アプリケーションの設定 > ユーザー > ディレクトリサービス の順にクリックして、追加 をクリックします。
  2. ディレクトリー サービスへの接続ダイアログ ボックスで、ディレクトリーのタイプとしてLDAPを選択します。
    注:ディレクトリサービスを使用して AD ユーザーグループを作成する場合は、「Active Directory接続の追加または編集」を参照してください。
    1. ディレクトリー名ボックスに、LDAPディレクトリーの名前を入力します。
    2. ドメイン コントローラーの参照方法を選択します。
      • DNSメソッドボックスに、ドメイン コントローラーのDNSのクエリのためのドメイン名を入力します。
      • 手動メソッドボックスに、ドメイン コントローラーのFQDNまたはIPアドレスを入力します。複数のサーバーがある場合は、最大3台のサーバーをカンマ区切りリストで指定できます。
    3. LDAPバインド識別名(DN)とパスワードを入力します。
      注:AD LDSには、匿名のバインドはサポートされません。
  3. 詳細オプションセクションの場合:
    1. デフォルトでは、サーバー ポートフィールドにLDAPポート番号636が入力されます。変更するには、ポート番号を入力します。
      注:サポートされているのはLDAPSポートのみです。
    2. サーバの LDAP 設定に一致させるには、検索するグループベース DN を入力します。
    3. ユーザー ログインの属性フィールドに、LDAPシステムですでに構成されているユーザー属性を入力します。この値は選択されたベースDN内で一意であることを推奨します。そうでない場合は、一意になるように検索フィルターを指定してください。
      注:
      • ユーザー属性は、ディレクトリー サービスの統合前に、クエリに使用されるLDAPシステムで設定する必要があります。
      • ユーザー属性の入力は、AD LDS設定の場合はcnまたはsAMAccountNameとし、LDAP設定の場合はUIDとします。
      • 属性と検索フィルターを使った検索の組み合わせで複数のユーザーDNが見つかる場合、ログイン操作は失敗します。
    4. グループメンバーシップの属性 ボックスに、グループとメンバーの情報をディレクトリに保存する属性を入力します。
    5. ネットワーク タイムアウト時間と検索タイムアウト時間を秒単位で入力します。サポートされているタイムアウト時間の最大値は300秒です。
      注:複数のドメイン コントローラーで手動検索を使用するときにタイムアウトを回避するには、検索タイムアウト値の合計がネットワーク タイムアウト値を超えないようにします。たとえば、3つのドメイン コントローラーのリストがあり、ネットワーク タイムアウト値が300秒の場合、検索タイムアウトが100秒を超えないようにします。
    6. SSL 証明書をアップロードするには、証明書の検証 を選択し、ファイルの選択 をクリックします。Base64フォーマットでエンコードされたルートCA証明書を使用する必要があります。
    接続のテストボタンが有効になります。
  4. 接続のテストをクリックして、接続先ドメインのバインド ユーザー認証情報を入力します。
    注:接続のテストを行う場合は、テスト ユーザー名に、事前に入力したユーザー ログインの属性が使用されていることを確認してください。
  5. 接続のテストをクリックします。
    ディレクトリー サービス情報ダイアログ ボックスに、正常に接続したことを通知するメッセージが表示されます。
  6. OKをクリックします。
  7. 終了をクリックします。

タスクの結果

ジョブの作成と実行により、ディレクトリー サービス リストに目的のディレクトリーが追加されます。

ディレクトリサービスで使用する LDAP グループの編集

  1. ディレクトリー名列で、ディレクトリーを選択します。ディレクトリサービスプロパティが右ペインに表示されます。
  2. 編集をクリックします。
  3. ディレクトリー サービスへの接続ダイアログ ボックスでデータを編集し、終了をクリックします。データはアップデートされ、保存されます。

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