グローバル除外範囲
グローバル除外範囲 ウィザードを使用して、OpenManage Enterpriseの監視および管理アクティビティから除外する必要のあるデバイスのアドレスまたは範囲を入力することができます。
前提条件
OpenManage Enterpriseで任意のタスクを実行するには、必要なロールベースのユーザー権限と、デバイスへのスコープベースの操作アクセス権を持っている必要があります。次を参照してください: ロールおよびスコープベースでのアクセス
このタスクについて
注: 現行の仕様では、デバイスのホスト名を用いたデバイスの除外は行えず、IPアドレスまたはFQDNを用いた除外のみが行えます。
手順
グローバル除外範囲 ウィザードをアクティブ化するには、次のいずれかを実行できます。
すべてのデバイス 画面()の検出 ドロップダウン メニューで、除外範囲の編集 をクリックします。
で、右上隅のグローバル除外リスト をクリックします。
グローバル除外範囲 ダイアログボックスで次の手順を実行します。
除外範囲の説明 ボックスに、除外されている範囲に関する情報を入力します。
除外範囲の入力 ボックスに、除外するデバイスのアドレス(複数可)または範囲を入力します。ボックスには一度に 1,000 件のアドレスエントリが入りますが、改行で区切る必要があります。つまり、すべての除外範囲をボックス内に別の行で入力する必要があります。
除外することができる範囲は、デバイス検出中に該当するサポートの範囲と同じです。
デバイス検出ジョブの作成 を参照してください。
注:
範囲のサイズは16,385(0x4001)に制限されています。
IPv6とIPv6 CIDR形式もサポートされています。
追加 をクリックします。
プロンプトが表示されたら、はい をクリックします。
IP アドレスまたは範囲はグローバルに除外され、除外された範囲のリストに表示されます。このようなデバイスはグローバルに除外されており、それらが OpenManage Enterprise によって実行されるアクティビティに参加しないことを意味します。
注: グローバルに除外されるデバイスは、ジョブの詳細 画面で「グローバルに除外」と明記されます。
グローバル除外リストからデバイスを削除するには:
チェックボックスを選択して、除外から削除 をクリックします。
プロンプトが表示されたら、はい をクリックします。デバイスが、グローバル除外リストから削除されます。ただし、グローバル除外リストから削除されたデバイスは自動的には OpenManage Enterprise によって監視されていません。OpenManage Enterprise が監視を開始するように、デバイスを検出する必要があります。
タスクの結果
コンソールにとって既知の(つまり、コンソールによってすでに検出されている)デバイスを グローバル除外リスト に追加すると、そのデバイスが OpenManage Enterprise から削除されます。
グローバル除外リストに新たに追加されたデバイスは、次の検出サイクルまではすべてのデバイス グリッドに表示され続けます。そのようなデバイスでのタスク実行を回避するには、それらのデバイスを[すべてのデバイス]画面から手動で除外することを強くお勧めします。そのためには、該当するデバイスのチェック ボックスを選択してから除外 をクリックします。
グローバル除外リスト に示されているデバイスは、コンソール内のすべてのタスクから除外されます。デバイスの IP が グローバル除外リスト に含まれていて、検出タスクでその IP を含む検出範囲が作成された場合、そのデバイスは検出されません。ただし、検出タスクが作成されているとき、コンソールにエラーは表示されません。検出される必要のあるデバイスが検出されていないと感じた場合は、グローバル除外リスト をチェックして、そのデバイスがリストに含まれているかどうか確認する必要があります。