リファレンス デバイスからの導入テンプレートの作成
管理対象デバイスから設定を取得して、導入テンプレートを作成します。
前提条件
- OpenManage Enterpriseで任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。ロールおよびスコープベースでのアクセスを参照してください。
- リファレンス シャーシまたはPowerEdge第12および第13世代サーバーでは、バージョン2.50.50.50より後のiDRACファームウェアを実行している必要があります。
- HTTPSが有効な内部共有の場合、完全なシャーシ検出(CCD)を使用して検出されたMX7000スレッドでは、導入テンプレートの作成がサポートされません。
- SMBv2対応CIFS共有の場合、Fx2:2.21およびVRTX 3.21デバイスでは、導入テンプレートを作成できません。
このタスクについて
リファレンス デバイスを使用するか、既存の導入テンプレートからインポートすることによって、導入テンプレートを作成または編集できます。
手順
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をクリックし、リファレンス デバイスからを選択します。
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テンプレートの作成ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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テンプレートの情報セクションで、導入テンプレートの名前とテンプレートの説明を入力します。
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次の導入テンプレート タイプを選択します。
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次へをクリックします。
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参照デバイス セクションのデバイスの選択をクリックして、導入テンプレートの作成に使用する必要がある設定プロパティを持つデバイスを選択します。デバイスの選択の詳細については、「ターゲットデバイスおよびデバイス グループの選択」を参照してください。
注:
- クローニングには、シャーシ検出時に抽出されたIOAテンプレートのみが使用できます。次を参照してください: サーバー用のカスタム検出ジョブの作成
- 選択できる参照デバイスは、1 つだけです。
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設定要素 セクションで、クローンする必要のあるデバイス要素に対応するチェック ボックスを選択します。サーバーをデバイスとして使用して導入テンプレートを作成する場合は、iDRAC、BIOS、Lifecycle Controller、イベント フィルターなどのサーバーのプロパティをクローンすることを選択することができます。デフォルトで、すべての要素が選択されます。
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終了をクリックします。
正常に作成された後、ジョブがリストに表示されます。導入テンプレート作成ジョブが開始され、
ステータス列にステータスが表示されます。
ジョブ情報は、画面にも表示されます。ジョブの詳細を表示するには、作業ペインでジョブを選択して、詳細の表示 をクリックします。ジョブの詳細画面に、ジョブの実行内容の詳細が表示されます。結果 ペインで 詳細の表示 をクリックすると、ジョブの実行状態に関する詳細を確認できます。
注:リファレンス デバイスから作成されたテンプレートには、検出パスワードが含まれている場合があります。これをターゲット デバイスに導入すると、通信障害が発生する可能性があります。この問題を回避するには、次の手順を実行します。
- 導入後に、新しい認証情報を使用してデバイスを再検出します。
- iDRACからパスワード ハッシュ値なしでSCPリファレンスをエクスポートし、OpenManage Enterpriseにインポートします。必要に応じて、属性を編集してパスワード値を設定してから導入します。