アプライアンスの状態
バックアップ中、リストア中、移行ジョブ中のアプライアンスの状態の詳細は次のとおりです。
表 1. アプライアンスの状態次の表は、アプライアンスの状態のリストが示されています。
アプライアンスの状態 |
書き込みアクション:新規ジョブ |
説明 |
実行中 |
有効 |
この状態では、アプライアンスのすべての機能がアクセス可能で、完全に機能します。この状態は、アプライアンスのデフォルトの状態です。 |
メンテナンス_保留中 |
制限 |
管理者がバックアップ、リストア、移行のプロセスを開始すると、UIの上部にバナーが表示されます。バナーは、スケジュール設定プロセスが、事前定義されたスケジュールに基づいてバックアップ プロセスを開始する時点でも表示されます。 |
メンテナンス |
制限 |
バックアップ中、またはターゲット アプライアンスで移行データの準備が整った時点で、OpenManage Enterprise UIの上部にバナーが表示されます。ストリーミング操作を有効化する前に、転出移行アプライアンスはこの状態になっている必要があります。 |
ストリーミング |
制限 |
圧縮済みバックアップ ファイルが転入移行アプライアンスに転送されているとき、OpenManage Enterprise UIの上部にバナーが表示されます。ターゲットVMにより、ストリーミング操作が開始されます。
- データが正常に転送された場合、ソースVMはSTREAMING_COMPLETED状態に入ります。
- データ転送が正常に行われなかった場合、アプライアンスはMAINTENANCE状態に戻ります。
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ストリーミング完了 |
制限 |
転入移行アプライアンスへの圧縮済みバックアップ ファイルの転送が完了すると、OpenManage Enterprise UIの上部にバナーが表示されます。 |
廃棄準備完了 |
制限 |
VMがこの状態になるのは、ターゲットVMによりデータの抽出とインポートの成功がソースVMに通知された時点です。生成済みのバックアップ ペイロードのうち、ストリーミングされた分はアプライアンスからすべて削除されます。移行が完了すると、転出移行アプライアンスで、ログインUIの色とテキストが変更されます。 注:コンソールにログインできるのは管理者のみで、ダッシュボードの代わりにメッセージ表示によって、アプライアンスの廃棄準備完了の宣言がされます。管理状態によりアプライアンスをRUNNING状態に戻すことも可能ですが、これは推奨されません。管理者に推奨されるアクションは、電源を切ってVMをアーカイブすることです。
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