レポートの作成
ユーザー定義のレポートは、条件のカスタマイズおよびカスタマイズした専用情報の取得に使用されます。
前提条件
- OpenManage Enterpriseで任意のタスクを実行するには、必要なロールベースのユーザー権限と、デバイスへのスコープベースの操作アクセス権を持っている必要があります。ロールおよびスコープベースでのアクセスを参照してください。
- デバイス マネージャーがレポートを生成する場合、レポートには、そのスコープ内のデバイス グループに関連するデータのみが含まれます。
- デバイス タイプ別にデータが入っている表もあり、そのデバイス タイプのレポートをロックできます。タイプの異なる(サーバーやシャーシなど)複数のデバイス別の表の列を混在させると、レポートが無効になり、エントリーは表示されません。
このタスクについて
システム定義のレポートには、レポートを生成するためのデフォルトの定義(フィルター条件)がありますが、条件をカスタマイズして自分の定義を作成してから、カスタマイズしたレポートを生成できます。レポートに表示されるフィールドまたは列は、選択したカテゴリによって異なります。一度に選択できるカテゴリは 1 つだけです。レポート内の列の配置は、ドラッグして配置することで変更できます。また、次の設定が必要です。
- レポート名は固有でなければなりません。
- レポート定義には、少なくとも1つのフィールドと、1つのカテゴリーが必要です。
- カテゴリーがデバイスと警告であるレポートでは、デバイス名またはデバイス グループを必須フィールドにする必要があります。
デフォルトでは、デバイス が、カテゴリ、デバイス名、デバイスサービスタグとして選択され、デバイスモデル列が、作業中のペインに表示されます。レポート条件の編集中に他のカテゴリを選択すると、デフォルトのフィールドが削除されることを示すメッセージが表示されます。すべてのカテゴリーには事前に定義されたプロパティがあり、定義した条件を使用してデータをフィルター処理する列のタイトルとしてそれを使用できます。カテゴリタイプの例:
- ジョブ:タスク名、タスクのタイプ、タスクのステータス、タスクの内部。
- グループ:グループのステータス、グループの説明、グループメンバーシップのタイプ、グループ名、グループのタイプ。
- アラート:アラートのステータス、アラートの重大度、カタログ名、アラートのタイプ、アラートのサブカテゴリー、デバイス情報。
- デバイス:アラート、アラートのカタログ、シャーシファン、デバイスソフトウェアなど。これらの条件は、フィルター処理されたデータや生成されたレポートに基づいて、さらに分類されます。
表 1. レポートのロール ベースのアクセス権限この表は、レポートを管理するためにOpenManage Enterpriseのロール ベースの権限を一覧で示しています。
ユーザー ロール |
許可されているレポート タスク |
管理者とデバイス マネージャー |
レポートの実行、作成、編集、コピー、Eメール、ダウンロード、エクスポート。 |
閲覧者 |
レポートの実行、Eメール、エクスポート、表示、ダウンロード。 |
手順
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の順にクリックします。
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レポート定義 ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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定義する新しいレポートの名前と説明を入力します。
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次へをクリックします。
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レポートビルダー セクションで、次の手順を実行します。
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カテゴリ ドロップダウンメニューから、レポートカテゴリを選択します。
- デバイスをカテゴリに選択した場合は、デバイスグループも選択します。
- 必要な場合は、フィルタ条件を編集します。クエリ条件の選択を参照してください。
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列の選択セクションで、レポート列として表示する必要のあるフィールドのチェック ボックスを選択します。
選択したフィールド名は、列の順序セクションに表示されます。
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次のようにして、レポートをカスタマイズできます。
- 並べ替え列および並べ替え方向ボックスを使用します。
- 列の順序セクションで、上または下にフィールドをドラッグします。
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終了をクリックします。
タスクの結果
レポートが生成され、レポートのリストに表示されますレポート定義を生成、編集、削除、またはコピーするたびに、監査ログエントリが生成されます。