デバイス導入テンプレートの導入
デバイス導入テンプレートには、設定属性が含まれます。導入時に、ターゲット デバイスが同一に設定されていることを確認します。
前提条件
ロールおよびスコープベースでのアクセス で説明されているように、必要な権限を持っていることを確認します。
リファレンス シャーシまたは第12および第13世代のPowerEdgeサーバーでは、バージョン2.50.50.50より後のiDRACファームウェアを実行している必要があります。
「リファレンス デバイスからの導入テンプレートの作成 」で説明されているように、デバイス導入テンプレートの作成またはサンプル導入テンプレートのクローニングが完了していることを確認します。
ターゲット デバイスが「ホストのシステム要件 」に指定されている要件を満たしていることを確認します。
OpenManage Enterprise AdvancedまたはAdvanced+ライセンスが、ターゲット デバイスにインストールされていることを確認します。
このタスクについて
注意: 適切なデバイスだけが導入に選択されていることを確認します。再利用のベアメタル デバイスに導入テンプレートを導入すると、その後デバイスを元の設定に戻すことができなくなる可能性があります。
手順
画面の導入テンプレートのリストから、目的の導入テンプレートを選択し、対応するボックスをオンにして、テンプレートの導入 をクリックします。
テンプレートの導入:<テンプレート名> ダイアログ ボックスのターゲット の下で、次の手順を実行します。
選択 をクリックしてから、ジョブのターゲット ダイアログ ボックスでデバイスを選択します。ターゲットデバイスおよびデバイス グループの選択 を参照してください。
デバイス導入テンプレートの導入時、設定変更によりサーバーの強制的な再起動が必要になる場合があります。サーバーを再起動しない場合は、ホストOSの強制再起動をしない オプションを選択します。
ホストOSの強制再起動をしない オプションを選択すると、サーバーの正常な再起動が試行されます。再起動に失敗した場合、テンプレート導入タスクを再実行する必要があります。
厳密なチェックを使用 チェック ボックスを選択して、VLANを同様の特性と照合します。クリアされた場合、VLAN名とQoSのみが照合に使用されます。
注: このオプションは、選択したターゲット デバイスがモジュラー型システム スレッドの場合にのみ表示されます。
次へ をクリックします。
対象のデバイスがサーバーの場合は、ネットワークISOからの起動 セクションで次の手順を実行します。
ネットワークISOからの起動 チェック ボックスを選択します。
共有タイプとしてCIFS またはNFS を選択し、ISOイメージ ファイルのパスやストレージの場所などのフィールドに情報を入力します。ツールチップを使用して、正しい構文を入力します。
ISO接続時間 ドロップダウン メニュー オプションを選択して、ネットワークISOファイルがターゲット デバイスにマップされたままになる時間数を設定します。デフォルトでは、この値は4時間に設定されています。
次へ をクリックします。
iDRAC管理IP セクションで、必要に応じて、ターゲットデバイスのIP設定を変更して次へ をクリックします。
注:
静的IPを使用して最初に検出されたターゲット デバイスへのテンプレートの導入中にDHCP設定が割り当てられると、テンプレートの導入に失敗します。
IP設定が検出されたMX7000スレッドで設定されていない場合、テンプレートの導入中に、[ネットワークISOから起動]操作は実行されません。
テンプレートを導入する前に、ターゲット属性 セクションの場所やIPアドレスなど、選択した各ターゲット デバイスに固有の非仮想ID属性を変更します。テンプレートを導入すると、変更されたターゲット属性は特定のデバイスにのみ実装されます。デバイス固有の非仮想ID属性を変更するには、次の手順を実行します。
前に選択したターゲット デバイスを表示しているリストからターゲット デバイスを選択します。
属性のカテゴリーを展開し、ターゲット デバイスでのテンプレートの導入時に含める、または除外する必要がある属性を選択またはクリアします。
次へ をクリックします。
仮想ID セクションで、予約ID をクリックします。
選択したターゲット デバイスのNICカードに割り当てられた仮想IDが表示されます。選択したターゲット デバイスのIDプールに割り当てられたIDをすべて表示するには、
すべてのNICの詳細を表示 をクリックします。
注: アプライアンス以外でIDがすでに割り当てられている場合、これらのIDは、クリアされない限り新しい導入環境で使用されません。詳細については、
ID プール を参照してください。
スケジュール セクションで、ジョブをただちに実行するか、またはスケジュールを設定して後で実行します。スケジュール ジョブ フィールドの定義 を参照してください。
終了 をクリックします。警告メッセージを確認して、はい をクリックします。
タスクの結果 デバイス設定ジョブが作成されます。
ジョブの送信後、コンソールはターゲットのサービス タグを検証し、操作が正しいシステムで実行されていることを確認します。検証に失敗した場合、ジョブはエラーで完了し、タスク実行履歴の詳細に次のように表示されます。
Running
Verifying if the device Service Tag is valid.
The device Service Tag could not be verified.
Task Failed. Completed With Errors.
Check the system to ensure that the IP address has not changed since the last discovery was completed. Remediate by discovering the system with the updated IP address, and retrying the operation.
注: 認証エラーでジョブが失敗した場合は、検出設定を新しいパスワードでアップデートし、アプライアンス上のデバイスを再検出します。