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OpenManage Enterprise 4.0.x ユーザーズ ガイド

デバイスのファームウェアおよびドライバーのアップデート

ファームウェアまたはドライバーのコンプライアンス レポートを実行すると、デバイスのファームウェアまたはドライバーがカタログ上のバージョンより古い場合は、コンプライアンス レポート画面でデバイスのファームウェアまたはドライバーのステータスはアップグレード(イメージは、デバイス ファームウェアがファームウェア ベースラインより以前であり、アップグレードする必要があることを示します。またはこのイメージはデバイスのファームウェアがファームウェア ベースラインより古くアップグレードした方がよいことを示す。)と表示されます。

前提条件

  • OpenManage Enterpriseで任意のタスクを実行するには、必要なロールベースのユーザー権限と、デバイスへのスコープベースの操作アクセス権を持っている必要があります。「ロールおよびスコープベースでのアクセス」を参照してください。
  • ポート22との通信を許可する受信ファイアウォール ルールを作成する必要があります。
  • プロキシ設定を使用してHTTPおよびHTTPS共有を設定している場合は、アップデート タスクを開始する前に、これらのローカルURLがプロキシ例外リストに含まれていることを確認してください。
  • 任意の時点でターゲット マシン上で開始できるアップデート タスクは1つのみです。
  • iDRAC搭載のターゲット デバイスは、ファームウェア バージョン2.50.50.50以降を実行している必要があります。

このタスクについて

関連付けられているベースライン デバイスのファームウェア/ドライバーのバージョンは自動的にアップデートされないため、ユーザーはアップデートを開始する必要があります。デバイスまたは環境が営業時間中にオフラインになってしまうのを防ぐため、メンテナンス時にデバイスのファームウェア/ドライバーをアップデートすることをお勧めします。

デバイス マネージャーは、そのスコープ内にあるデバイス上でのみ、ファームウェア/ドライバー アップデートを実行できます。

注:シャーシ ストレージ スレッドでのインベントリー収集とファームウェア アップデートは、シャーシのデバイス管理を使用して管理されている場合、OpenManage Enterpriseではサポートされません。
  • [iDRACのリセット]機能は、「プロキシ」の状態でオンボードされているMCMシャーシ配下のデバイスではサポートされていません。また、デバイスのドライバーのみをアップデートする場合にもサポートされません。オンボーディングの状態の詳細については、「デバイスのオンボーディング」を参照してください。
  • ネットワーク スイッチ、モジュラー型IOA、Dell Storage DeviceのファームウェアまたはドライバーはDellカタログを使用してアップデートできないため、コンプライアンス ステータスが「不明」として表示されます。これらのデバイスについては、個々のアップデート パッケージを用いて、ファームウェアまたはドライバーのアップデートを個別に実行することをお勧めします。ファームウェアまたはドライバーのアップデートを個別に実行するには、すべてのデバイス画面でデバイスを選択し、詳細表示 > ファームウェア/ドライバーをクリックして、個々のパッケージ オプションを選択します。サポート対象外デバイスのリストの詳細については、「コンプライアンス ステータスが不明なデバイス」を参照してください。
  • 関連コンポーネントを含む一致させるジョブに対して準拠デバイス(緑色のチェックが付いたデバイス)が選択されている場合、それらのアップデートはデバイスに再適用されます。いずれかのコンポーネントで再起動が必要な場合は、コンプライアンス操作を完了するためにデバイスが再起動されます。
  • このジョブを送信すると、コンソールはまず目的のターゲットのサービス タグを検証して、操作が正しいシステムで実行されることを確認します。検証に失敗した場合、ジョブはエラーで完了し、タスク実行履歴の詳細に次のように表示されます。 Running Verifying if the device Service Tag is valid. The device Service Tag could not be verified. Task Failed. Completed With Errors. Please check the system to ensure the IP address has not changed since the last discovery was completed. Remediate by discovering the system with the updated IP address, and retrying the operation.

マルチシャーシ管理(MCM)グループが1.30.00より低いOpenManage Enterprise-Modularバージョンを使用して管理されている場合は、MX7000シャーシとスレッドのファームウェアやドライバーをアップデートする前に、次の点を考慮してください。

  • シャーシとスレッドのファームウェアのアップデートは個別に行う必要があります。
  • すべてのメンバー シャーシをアップデートした後に、最後のステップとしてリード シャーシを個別にアップデートする必要があります。
  • ファームウェアは、一度に最大9個のメンバー シャーシに対してのみアップデートできます。
  • ファームウェア アップデートは、オンボード状態(管理対象またはプロキシ状態)に関係なく、一度に最大43スレッドでサポートされています。

ドライバー アップデートは、64ビット版のWindows Serverとして検出されたデバイスでのみ使用できます。ドライバーをアップデートする前に、次の手順を実行します。

  • ドライバー アップデートのロールバックはサポートされていないことに注意してください。
  • Windowsドライバーのアップデートを実行するには、サポートされているOpenSSHプロトコルを使用して、Windows Serverがインバンドで検出されていることを確認します。ドライバーとファームウェアの両方をアップデートするには、iDRACを使用して帯域外のサーバーをさらに検出する必要があります。
  • CygwinSSHなど、Windowsでホストされているサード パーティSSHのドライバー アップデートはサポートされていません。
  • インベントリー情報を収集するには、Windows Serverでインベントリー コレクターとDell System Updateが使用可能である必要があります。これらのコンポーネントがサーバー上で使用できない場合は、インベントリー ジョブを開始して、ドライバー インベントリーの収集を選択します。検出ジョブでもドライバー インベントリー情報を収集しますが、サーバー上に必要なコンポーネントをインストールするのはインベントリー ジョブのみです。ドライバー インベントリー情報を収集するには、インベントリー ジョブを作成または編集して、ドライバー インベントリーの収集チェック ボックスを選択します。詳細については、「インベントリー ジョブの作成」と「インベントリー スケジュール ジョブの編集」を参照してください。
  • 組み込みアプライアンス共有のためにHTTPS共有を使用する場合は、信頼済み認証局に証明書がインストールされていることを確認します。詳細に関しては、Dell System Update (DSU)ユーザー ガイドを参照してください。

手順

  1. 設定 > ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス画面で、デバイスが取り付けられているベースラインに対応するチェック ボックスを選択し、右ペインでレポートの表示をクリックします。
    コンプライアンス レポート画面に、ベースラインに関連付けられたデバイス リストとそれらのコンプライアンス レベルが表示されます。フィールドの説明については、「ベースライン コンプライアンス レポートの表示」を参照してください。
  2. ファームウェアまたはドライバーのアップデートが必要なデバイスに対応するチェック ボックスを選択します。同様のプロパティを持つデバイスを複数選択できます。
  3. 一致させるをクリックします。
  4. デバイス/コンポーネントの確認 > オプションセクションで、次の手順を実行します。
    • 今すぐアップデートを選択して、ファームウェア/ドライバーのアップデートをすぐに適用します。
    • 実行日時を指定を選択して、ファームウェア/ドライバーのバージョンをアップデートする日時を指定します。このモードは、現在のタスクに影響を与えたくない場合に推奨します。
    • [サーバー オプション]でサーバーをすぐに再起動を選択して、ファームウェア/ドライバーのアップデート ジョブがターゲット上に作成された直後にサーバーを再起動し、ドロップダウン メニューから次のいずれかのオプションを選択します。
      • シャットダウンを強制しない正常再起動:オペレーティング システムの正常な再起動を試行します。オペレーティング システムがリクエストを拒否した場合、正常な再起動操作は失敗します。iDRACはそれ以上のアクションを実行しません。
      • シャットダウンを強制する正常再起動:オペレーティング システムの正常な再起動を試行します。オペレーティング システムがリクエストを受け入れた場合は、正常な再起動が実行されます。オペレーティング システムがリクエストを拒否した場合、iDRACはシステムにハード リセットを強制します。
      • デバイスをハード リセットするパワーサイクル
      また、次のサーバー再起動時に、ファームウェア/ドライバーのアップデートをトリガーするには、次のサーバー再起動のためのステージを選択します。
      注:ファームウェア アップデート/ドライバー ジョブを[次のサーバー再起動のためのステージ]オプションを使用して作成した場合は、ターゲット デバイスでファームウェア アップデートが完了するまで(つまり、スケジュールされた再起動が起こるまで)最新のインベントリーを収集するのを待ちます。アップデートが完了し、ターゲット デバイスの状態が安定したら、インベントリー ジョブを手動で実行して、最新のデバイス ソフトウェアの詳細を収集します。あるいは、システムでスケジュールされたインベントリー ジョブの実行まで待ってもかまいません。インベントリー ジョブが完了したら、コンプライアンスのチェック設定]>[ファームウェア/ドライバー コンプライアンス)をクリックします。これにより、ベースライン ソフトウェア コンポーネントが、ターゲット デバイスの最新コンポーネント バージョンに更新されます。
    • iDRACをリセットを選択して、アップデート ジョブを開始する前にiDRACを再起動します。
      注:この機能は、ドライバーのアップデートではサポートされていません。
    • ジョブ キューをクリアを選択して、アップデート ジョブを開始する前に、ターゲット デバイスのすべてのジョブ(スケジュール、完了、失敗)を削除します。
      注:この機能は、ドライバーのアップデートではサポートされていません。
  5. 終了をクリックして続行するか、キャンセルをクリックして以前の選択を破棄します。

タスクの結果

デバイスのファームウェア/ドライバーをアップデートするために、ファームウェア/ドライバーのアップデート ジョブが作成されます。ジョブのステータスは、監視 > ジョブ画面で表示できます。

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